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2007年11月11日 (日)

堂々巡りな嫌な感情と脳

 脳科学では、心は脳の機能と言われています。

すべてではないにしろ、かなりの心の部分を

脳が作っているのかも知れません。
 

頭を使わなくなると、脳細胞は消滅し、脳機能は退化します。

 脳科学の分野で証明されていることなんですけど、

よく使う神経回路は強化され、使わない神経回路は、

神経の伝達能力が著しく低下するそうです。

 

 いつもめそめそしている人の場合は、不安で否定的な神経回路が

いっそう強化され、嫌な考えが頭の中で堂々巡りし、

その嫌なことに尾ひれが付き、ますます頭から離れられなくなります。

歳を取るごとに愚痴っぽくなっている人など、まさしくそのとおりです。

  嫌な感情だけに支配されることは、

打開策を考えない環境に脳がある状態なので、

矛盾しているのですが、

心は苦しくても脳にとっては楽な状態になっています。

 脳にとっては楽なので、そこから抜け出すことが難しく、

その状態をキープするためには、過去の記憶さえ無意識に、

都合のいいように作り替えることもします。
 

 自分の思考の癖を軌道修正することは、脳にとっては

かなりのストレスとなり、時として苦しさが倍増することもあります。
 

 しかし、今の人生が苦しいのなら、考える余地はあるとおもいます。

 柔軟な思考は、今のストレス社会で生きていく

大事な才能だとおもいます。

 より良い人生を送るためには、感情を抑圧するのではなく、

一つの嫌な感情に支配されないように脳の神経回路(考え方)

増やし、柔軟性を身につけるほうが理にかなっています。
 

 そのためには、いろんな人に出会い触発されることもいいでしょうし、

読書によって作家の考えや登場人物の多様な人生に触れることが、

自分を省みる助けにもなります。
 
 自分に都合のいい話しか聞かなくても、

人生が楽しければそれはそれでいいのでしょうが、

つらくなっているのであったら、

その現実から目をそらさずに認めることも大事なことです。
 

 薬の力で、一時的には嫌なことから解放されたとしても、

今までと同じ考えだと再発を繰り返すのではないでしょうか。
 

 いずれにせよ、こんなややこしい話をずっと読んでくれている方は、

成長しようとしている素晴らしい方と承知しております。     

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