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2013年7月25日 (木)

トラウマは筋肉に隠れている

一般的にトラウマとは、精神的な心の傷として、後にも影響することを言いますが、(心的外傷後ストレス障害)、私はトラウマは精神的な記憶だけではなく、肉体的にも苦しみが刻印され、後々まで残っていると思います。

トラウマは事故や事件などによる衝撃的な出来事だけではなく、ネグレクトや虐待、パワハラ、イジメ、家庭内不和(両親のケンカ)などのような継続して起こる心理的ストレストラウマがあります。

そのような逃げることも闘うこともできない状態が繰り返されると「身がすくみ」、筋肉は何回も収縮を繰り返します。その結果筋肉が緊張をため込み、身体が硬直してくるのです。

 

精神的な苦しみが筋肉の緊張を生み、身体に刻まれ、そしてトラウマが筋肉に居座るようになるのです。

筋肉が硬直すると、体液の流れも低下し、免疫力は低下し、ホルモンバランスは崩れ、凝りやすく疲れやすく病気しがちな身体になります。

トラウマは心が凍り付いている状態です。

それは自分の心と身体が切り離されている状態とも言えます。

言ってみれば自分に対しての内的感覚が減少している状態なのですが、まだ自分と闘うエネルギーが残っている方は、身体を鍛えて、折れそうな心を支えようとします。

しかしそのような凍り付き状態で身体を激しく動かすと、筋肉の繊維は傷つき、さらに筋肉は硬くなり、ケガや痛みの原因になることもあります。

それは運動だけに限らず、ヨガやストレッチなどで伸びづらい筋肉を頑張って伸ばそうとすることで筋肉を傷つけることもあります。(トラウマを抱えている人は、つい頑張ってしまうクセがあります)

日本のトラウマ(PTSD)治療の多くは、精神安定剤のような薬の服用か(薬は必要だと思いますが、心身の感覚を鈍くさせているとも言えます)、カウンセリングなどによる会話がメインになりがちですが、私は同時に筋肉のトラウマも解消させるべきだと思うのです。

年数が経つと、筋肉の奥の奥にトラウマは追いやられているのですが、それはなくなったのではなく見つからないように奥に隠れているだけなので、薄皮を一枚一枚めくるように、慎重に筋肉のトラウマの核心部分に近づく必要があるのです。

また、身体を緩ませるような気持の良い刺激を与えることは、「今を感じる」手助けとなり、過去の住人として生きる心を、「今を生きる」手助けにもなります。

極度に辛いときは酒や薬物などで内的感覚を鈍くさせる必要があると思いますが、自分の内的感覚に気づくことが、自分の心と身体を取り戻すきっかけとなり、自分が主体となって生きることにつながるのではないかと思うのです。

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