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2013年10月23日 (水)

パニック障害は身体のトラウマを見逃すな

パニック障害の方は、もともとは行動力があり、感情豊かな方が多いように思えます。
頭の回転が速く、人からは活動的な印象をもたれている方も多いのではないでしょうか。

本人もそのような活動的だった頃の自分の印象が強いので、パニック障害になって活動が消極的になっている自分に、「こんな自分のはずじゃない」とよけいにいらだちが強く出てくることもあるかもしれません。

動物の本能は、外敵に遭遇した時のストレスに対して闘うか、逃げるか、諦めて硬直するといった体勢をとります。

動物は内蔵を傷つけられると命に関わるので、無意識に内臓を保護しようと、身体の前面のノドや胸、腹部を硬くします。

胸が詰まると呼吸が浅くなります。酸素の供給が低下すると、脳に影響を及ぼし、パニック発作を生みやすくする可能性も出てきます。

また頭の回転が速い人は、不安を感じる能力も高いので、予期不安が出やすいのかもしれません。

パニック障害の治療で予期不安の改善に認知行動療法も取り入れている病院もありますが、しかし認知行動療法だけではなかなか改善しずらいようです。

私が思うにそれは身体がトラウマを記憶しているからではないかと思うのです。頭の中でいくら自分の考え方を変えようとしても、何らかのトラウマから生まれた身体のの部分的な緊張を緩めなければ、身体を通したトラウマはなくならず、症状がくり返すのではないかと思うのです。

パニック障害の方は、ノド、胸部、腹部といった身体の前面と、背面の首筋から背骨沿いに緊張が見られます。

それらの部位は感情が身体に出やすい部位でもあるので、その硬さを緩めることが感情の解放となり、パニック障害の身体のトラウマを緩める一つの方法にもなります。

また、トラウマは奥の筋肉に潜んでいることもありますので、身体を注意して見ていかなければいけません。

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不安・パニック障害の治癒が始まりだすとき、必ずと言って良いほど抵抗も始まります。それは例え苦しい症状から改善するときでも、人は変化することに対してストレスを感じるからです。

例えば、身体の硬直が心の支えとなっている場合もあり、その硬直を緩めると支えがなくなるといった不安が増すのです。

その不安感が増すことにより無意識に治療を断念する人もいます。

と言うこともあり、パニック障害の治療には、認知療法などメンタル面へのアプローチと、不安に対する薬物療法やカウンセリングや癒し、そして身体に作られたパニック障害のトラウマを緩める必要があると思うのです。

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