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2013年10月28日 (月)

自分の居場所を別に持つと生きやすくする

会社や学校だけでなく、いくつかの自分が所属するグループを持つことは、人間関係でつまづいたときに良い意味で逃げ道となってくれます。

例えば、学校で友達と付き合っている自分、職場にいる自分、家族の中の自分、趣味のつき合いでの自分。所属するグループによって、少しぐらい自分を使い分けていると思います。

それがまだ子どもだと、世界が狭く、学校の中での自分と、家族の中での自分ぐらいしかありません。だから学校が楽しくないと生きるのが苦しくなるのです。

しかし今時SNSやラインなどのコミュニケーションツールによって、学校も家もすべてがつながりかねません。つながることは良いことも多いのですが、反面、逃げ道がなくなるので、世界が狭くなり息苦しくなるときもあります。

例えば大人の場合、職場や仕事の人間関係を趣味や友達もいるSNSに持ち込むと、四六時中気が抜けなくなってしまいます。

人間は俳優のようにある程度自分が所属するグループでの役割を演じながら生きています。そして演じることによって気分転換もしているのです。

自分が生きる世界をたくさん持つことは、逃げ道が増えることでもありますし、選択の自由が増えることでもあります。それが心のゆとりにつながるのです。

こっちの世界がダメだったら、あっちの世界で楽しもう。その究極は「あの世の世界」や、輪廻転生といったことになるのです。

そうやって昔から人は逃げ場を作ることによって、今が苦しくても、何とか生きてこれたのです。

現代の超コミュニケーション社会は、逃げ場を増やすツールもたくさんあるのですが、下手をすると逃げ場を失うことにもなりかねない、諸刃の剣でもあります。

ちなみあるアンケート調査ではSNSを利用している人の半数は窮屈に感じているそうです。

まだ大人なら自分である程度対処ができると思いますが、子どもの社会は大人が思っているより厳しいので、その辺のことは親が教えてあげたほうがいいのかもしれません。

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