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2013年11月15日 (金)

大切なのは悩みをなくすことではない「悩む力」を持つこと

評価:
姜 尚中
コメント:悩む力より、悩みを一刻もはやくなくしたいが心情。しかし簡単にはなくならないから本書が読まれる byジロー

著者の姜氏をテレビで拝見すると、その低音で通る声の魅力についつい引き込まれます。

本書でいう「悩む力」とは、現代の流行のような前向きとか、ポジティブになろうといった類の本ではなく、自我や他者、社会との関わりを考え、しっかり悩みながら生きようといった考える力を養うためにもあります。

本書で私が気になったページは、

P37 「自分の城」を築こうとする者は必ず破滅するーと。カール・ヤスパース

つらいときは、城を築いて守りたくなりますが、しかしいつまでも守りっぱなしというわけにはいきません。




P149 人は相当の苦悩にも耐える力を持っているが、意味の喪失にはたえられない・・・

生きる意味を失うことは、死を意味していることにもなるのかもしれません。

本書でいう”悩む力”とは、悩みをなくそうとするのではなく、悩みを受け入れる力をつけることになります。

しかし、しかしです。やっぱり私は悩みから逃げたい。いつもそう思っています。逃げてるうちに何とかなっていました。ほとんど人に助けられて生きているようなものです。

悩む力も大切だけど、悩む力がない私は、”感謝する力”を持ちたいです。

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