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2013年11月13日 (水)

育児を母親に押しつける男女不平等の日本社会

ダボス会議で知られるスイスのシンクタンク、世界経済フォーラムは、2013年版の「男女格差報告」を発表、日本は調査対象となった136カ国中105位で、前年より順位を四つ下げた。順位低下は3年連続。

いつの時代でも男性は勝手なことを言うもので、「女性の自立」だとか、「女性も自分らしを大切にして生きなさい」などと、女性の社会進出を煽っていたと思いきや、いざ母親になれば、露骨には言わないまでも、女性は母親として生きなさいと、脱個性を求めています。

女性も自立しなさい」と言われて育てられたのに、「子育ては女性の役割」と押しつけられると、子育てが苦しくなって当たり前です。

3歳までの育児休暇にしたって、それはそれで良いのでしょうが、女性だけに子育てを押しつけるのではなく、父親育児参加型の制度をもっと作ってもいいと思うのです。

昔の日本は、個性より「家」単位で生きていました。しかし昨今個性を重視し、核家族となり、就職や転勤などによって地元を離れて子育てをしないといけない時代です。

僕たちが子どもの頃までは、子どもだけで山に入ったり川で遊んだり、暗くなるまで外で遊んでいました。今は子どもだけで外で遊ばせるのはちょっと不安です。

交通量も子どもをねらった犯罪も昔より格段と増えているのですから、昔と今とでは、子どもを育てる環境が変わってきているのです。

育児を押しつける男性はそんな現代の母親の負担まで考えていません。それで育児や家事を「3食昼寝付き」みたいな言い方をする男性がいるのですから、そりゃ女性も怒って当たり前です。

私の周りの子育て奮闘中の母親で、子育てを手伝わない夫に「オマエは仕事行かなくて楽だな」みたいな言い方をされている人がいるのですが、奥様はかなり怒っています。子どもがかわいそうだから我慢しているけど熟年離婚はすでに考えているそうです

逆に知り合いの男性が、妻が病気になったので仕事を休んで、しばらく育児と家事に専念したのですが、すごいたいへんだったそうです。「3食昼寝付き」なんて口が裂けても言えないと仰られていました。

しかしその人は、男性が育児に関わることは家のためだけでなく、自分のためにもなったと言っていました。

子どもに手をかければかけるほど、子どもに対して情が湧いてきて、子どもがどんどん愛おしくなってきたそうです。

その愛おしさが自然と自分の心を豊かにしていったのです。

父親よ、自分のために育児をしてみたらどうでしょうか。

母親よ、夫のために育児をやらせるチャンスを上げてください。

これで女性票がたくさん入るかな。(笑)

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