« 男は意識的に趣味を持った方が良いのかも | トップページ | 「顔がまっすぐ向いていない」時は、首の歪みを疑え! »

2013年12月 4日 (水)

”役にたたない日々” 佐野洋子著の感想

     

最近、佐野洋子さんのエッセイにはまっています。

佐野さんの本を読むと、「前向きに生きなくてもいい。」そんな気持ちにさせてくれるので、何となく気持ちが楽になります。

佐野さんはすでに亡くなられているのですが、本書でも「長生きって、無駄だね。」とはっきりと言います。

「活き活きとした老後、前向きに老いる」なんて、どこか嘘っぽいなと、本心では気づいている人も多いと思うのです。  そんな人は佐野さんの言葉が心地良く感じます。

ちなみに「死ぬ気 まんまん」といったエッセイも書いていて、その数年後に見事に亡くなられる正直な方なんです。

かといって達観している人でもなく、「いいバアさんが大晦日にビデオを借りたら、かわいそうなオバアさんと、他人は見るかも知れぬ」といって、やめるようなお茶目な人でもあります。

「性格は病気」

私は自分と絶好したいのだ」など、

偉い先生が言うこととは真逆のことを言っているのですが、その佐野さんの正直さが逆に励まされたりもします。

佐野さんの文章は、おもしろいだけではなく、言葉の選び方や、ウィットにとんだワンフレーズなど、いい具合に読み手の脳を刺激してくれます。

やっぱり職業作家はすごいなと改めて思いました。

最近は佐野さんの本を続けて読んでいます。

|

« 男は意識的に趣味を持った方が良いのかも | トップページ | 「顔がまっすぐ向いていない」時は、首の歪みを疑え! »

映画・小説・ノンフィックション」カテゴリの記事