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2014年1月 3日 (金)

正月はいつも「男はつらいよ」の寅さん映画だった

    

 私が子どもの頃は、正月に必ず寅さんの映画が放映されていました。そして寅さんのマドンナ役は、やっぱり浅岡ルリ子のリリーがいい。

寅さんとリリーは初めて出会いは ”寅次郎忘れな草”。

リリーが、「ねえ~寅さん、私達の仕事はあぶくみたいなものなのよね、あってもなくてもいいような・・・」 

ドサまわりの歌手をしながら旅をするリリーと、フーテンの寅だからその一言で気持ちがわかりあえているこのシーンが好きです。

 そしてリリーとの2作目は、”寅次郎相合い傘”。

寅とリリーの二人は些細なことでケンカした。深夜雨の降る中、寅が駅の外でリリーが仕事から帰ってくるのを傘を差して待っているのだ。その寅の後ろ姿を見たときのリリーの表情。

寅さんの後ろ姿のなんと凛々しいことよ。

後ろ姿でも人を感動させる役者はそうはいません。私が大好きな名場面です。

 3作品目の ”ハイビスカスの花”では、仕事先の沖縄で、ひとり病で倒れたリリーを、駆けつけて励ます寅。

リリーの病も癒え、二人の仲もと思いきや、またケンカ別れ。そしてまた旅先でのリリーと寅との再会。
私も旅をしてきた人間なので、旅先での再会と別れのシーンに感動しました。

 寅さんの最後の作品になった、”紅の花”。

年老いた寅さんを見ているとせつなくなりましたが、寅さんを通して、人生を終焉まで見せてもらったような気がしました。

私も20代、散々旅をしてきた人間です。しかし旅自体が生活となってくると旅が苦痛にもなりました。

でも、やっぱりまた旅に出たくなるのです。

正月になると、毎年寅さん映画を見たくなります。

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