« 丸く収める夫婦の絆 | トップページ | 鮭(さけ)の美味しい食べ方と効用 »

2014年2月21日 (金)

「聖の青春」  読み出すと眠れない本でした

久しぶりに睡魔と闘ってでも読みたい本に出会えました。

将棋界の最高峰A級に在籍したまま29歳で逝去した村山聖の生涯を描いたノンフィックション本。

将棋界を変えたと言われる谷川浩司棋士を倒すことを目標にし、天才棋士羽生善治との数々の熱戦。

弟子のためにパンツまで洗ってくれた師匠との出会いや、ライバルたちとの出会い、友情。

自分の寿命を知っていたかのように病気の身体で飲み歩き、一心不乱に将棋を指す村山は一瞬の生を思う存分生きようとしたのかもしれません。

P221「加藤さんは負け犬ですよ。でも僕は負け犬じゃない」。将棋界から負けて去りゆく友人に冷たい言葉を浴びせかけて殴り合いとなる村山の心を思うと泣けてきました。

本書は将棋を通したひとりの青年の短い人生の生き様を描いたものです。

子ども時代に将棋はまっただけの私ですが、将棋を知ってる知らないに関係なく、心に響く内容でした。

読み終わった後も心が疼いています。

|

« 丸く収める夫婦の絆 | トップページ | 鮭(さけ)の美味しい食べ方と効用 »

映画・小説・ノンフィックション」カテゴリの記事