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2014年2月12日 (水)

心理的要因による頭の傾き首の歪み

「気づくと自分の首が傾いていた」。そんなことありませんか?

そもそもなぜ首が傾いてしまうのかと言うと、一つは身体の土台である骨盤の左右の歪みの影響を受けて背中の左右どちらかの緊張が強まり、首の骨を引っ張ることで歪むこともあります。

また痙性斜頸などの歪みもあります。この病気は、捻転(ねんてん)ジストニアの一種とされ、首が曲がって正面が向けなくなるのですが、発症ならびに経過には心理・社会的要因も影響しているそうです。

私の臨床経験でも、首の傾きの歪みが出ている場合は、心理的要因が少なからずあるような気がします。

腑に落ちないことがあったり、疑問を感じたり、考えている時のしぐさは、無意識に頭を傾ける姿勢になります。      

                                                
もし、長期間腑に落ちない気持を持っていると、歪んだ首の原因になった可能性もあると思います。

これは脳科学でも証明されているのですが、痛覚回路と社会的ストレスに対する心の痛みは、共用している部位もあるそうです。

つまり心理的要因と首の痛み、それが首の歪みにつながっている可能性があるということでもあります。

そのような場合、施術で首の傾きを強引に戻そうとすると、筋肉が自らを守ろうとして過緊張を起こすことがあります。

こんな時は、強引に矯正するのではなく、いったん頭が傾いている方へ、より頭を傾けて、歪みをさらに強調させる方法をとります。

つまり神経の感覚受容器に、首の筋肉の歪みを強調させることで、神経に歪みを認識させてあげるのです。

そうすることによって神経が自ら緊張に気づき、緩み始めます。これこそが人間の自然治癒力なのです。

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