« 首の体操・ストレッチの注意点 | トップページ | 正念場の決断力 »

2014年6月 6日 (金)

「誤診だらけの精神医療」

         

精神医療の診断の曖昧さに警笛を鳴らすと同時に、今後の精神医療の取り組みや、患者の立場に立った精神医療の解説がわかりやすかったです。

私個人的には、p41「うつ病に最も多い症状は、身体症状」などの章や、p183「考え方を見直す認知療法」での、認知の歪みの共通するのは、すべて「極端すぎる」という点です。

p202の「仮説・検証のプロセスが幸せを導く」などが参考になりました。

著者が本書で一番にいたかったことは、あとがきにも書いてあるとおり、精神科の診断はあいまいという点と、精神障害で苦しむ患者さんたちが、他人の決めた診断(レッテル)に巻き込まれ、チャレンジすることに消極的になって症状の改善のチャンスを逃したり、振り回されないようにし、仮説→検証→修正のプロセスに進んでほしいということです。

本書は、いままでも読んできたテキスト的な精神科医の本とは一線を画しています。精神医療の裏の内部秘密や、もし自分や身近な人が精神疾患に罹ったときのための対策を知るためにも参考になると思います。

|

« 首の体操・ストレッチの注意点 | トップページ | 正念場の決断力 »

本の紹介 健康・心・身体」カテゴリの記事