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2014年11月21日 (金)

「バクダット・カフェ」 この映画見る価値あり!

           

「何なんだ この映画!?」(不思議) それが20代の時、初めて見たこの映画の感想です。

現在、44歳。20年ぶりに再度見ることにしました。なぜかというと、この映画のことが20年経っても頭から離れなかったからです。

アメリカのある砂漠にある古びたカフェに、車で旅行中に夫婦げんかをして置き去りにされて残ったドイツ人の太った女性。

そのカフェ&モーテルでしばらく滞在していくといった何の変哲もない内容なのです。

なぜ私は20年間この映画をまた見たいと思い続けていたのだろうか?その理由を探る気持でこの映画を見ていました。

まず、主題歌の「コーリング・ユー」で映画の世界にいきなり引きずり込まれました。映画は見たことなくても80組を超えるアーティストがカバーしたこの曲は知っている人は多いと思います。

この映画の魅力の半分はこの主題歌といっても過言ではありません。

「ここではないどこか」に行きたい。

自分を知る人がいない世界のどこかで暮らしてみたい。

そんなドロップアウト的な生活に憧れたことはありませんか?

私は20代日本やアジアを「ここではないどこか」を求めて旅をしていました。しかし旅を続けていると反対にどこにも行きたくないといった気持も出てきます。

ゆっくり落ち着いて暮らしたい。言ってみれば砂漠のオアシスを求めているのです。 「バクダット・カフェ」は、そんな自分の体験と重なっていたのかもしれません。

映画の中の人たちも、何となくバクダット・カフェに集い、そして映画を観客も疑似体験としてバクダット・カフェに集っているのです。

砂漠にあるバクダット・カフェは、人の心の奥にあるあこがれのシンボルなのかもしれません。

そして主題歌の「コーリング・ユー」。一瞬にしてその世界に入れる「どこでもドア」のカギとなっていました。

この映画、一人静かに見るべし。

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