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2014年12月 5日 (金)

イントゥ・ザ・ワイルド

            

大学をトップの成績で卒業した青年が、すべてを捨ててアラスカを目指して旅をするロード・ムービー。

私も20代に旅をしていたので、青年の気持ちはわかり、感情移入しながら観ました。(勉強は苦手でしたけどね!笑)

青年は裕福だけど愛がない家庭に育ったためか、ストイックな性格で、求道者のようなものを目指していた。

旅先で出会ったヒッピーや孤独な老人との心温まる交流によって、彼の心に少しずつ変化が現れるのかなと思いきや、ひたすらアラスカの荒野を目指す青年。

「もうちょっと肩の力を抜いたらいいのに」と、つっこみを入れながら、若かりし自分を思い出し恥ずかしくもなりました。

一人旅をしているときあまり孤独になりすぎると、「自分は生きる価値がない人間」だと、自分の存在意義が揺らぐときもあります

しかし旅先でちょっとステキな女性と親しくなるだけで、「この世界はなんとハッピーなことか」と、一夜にして天国にひっくり返ることもあります。(私はあった 笑)

若さとは、ゆらぎでもあります。

今の私はこの映画の青年のようなストイックさのかけらもありません。 そうじゃないと、今、生きてないでしょう。

この映画は、原作の「荒野へ」といった実話を元にして作られているのですが、青年の無謀な放浪として批判するものでもなければ、賞賛もしていません。

 

ただ、正直に生きようとしたひとりのストイックな青年の姿を純粋に描いたものです。

アラスカの臨場感ある映像美は心惹かれました。

そして私の大好きな熊(グリズリー)が出てきたのがよかったです。

ただね、ラストは寂しいですね。

 

 

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