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2014年12月19日 (金)

貧乏は完治する病気 ~ 天野 雅博著

      

「えっ~ ぼく病気だったの~」。

新聞の広告で見たタイトルが惹かれて思わずネットで買いました。

親に捨てられて養護施設で育った著者は、「私の父親は日本の総理大臣だ」と話します。

少年院、刑務所を出所したあと起業し、一代奮起して36歳の時点で47の会社のオーナー。そんな著者の苦労と成り上がり自伝と経営哲学。

そう言った意味では本書は恵まれた環境で育って、できればもっと金持ちになりたいと思っている人にはあまり参考となるような経営哲学ではないのかもしれません。

しかし恵まれない環境で育ったひとりの男の物語として読むと感動します。
だからアマゾンのレビューでも読み手のスタンスによって評価がずいぶん違うのです。

p27 「私は母親から二度捨てられた」。 母親に捨てられ、顔も知らずに施設で育ち、自分が金持ちになってからその捨てた母親が金の無心に来るところは想像するだけで涙が出てきます。

著者は、実名の写真入りで自分の恥部もさらけ出して本を出しているのですからその勇気と度胸がある人です。

それを批判的にとらえるかどうかは人それぞれですが、一人の人生の物語としておもしろいと思いました。

ちなみに私は、本書を読んでも貧乏は完治しませんでした。(笑)

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