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2014年12月 1日 (月)

心の手当と身体の手当

慢性的な身体の痛みの陰には、心の痛みが隠れていることもあります。

考えてもみてください。骨折ですら身体の治癒力が働いて骨は引っ付いて治るのですよ
それが痛みの理由も対してわからないのに痛みが続くということは、身体だけが原因とは言えないのではないでしょうか?

「病は気から」と言うように、心と体は常に一心同体であり、お互いが強く影響してしあっています。

心の痛みの影響を受けている身体の痛みの場合、身体だけを治療してもなかなか改善はしません。治ったと思ったらすぐ痛みがぶり返すことが多いので、病院や治療院巡りをされている方も少なくないと思います。

このような痛みの場合は、思い切って心の痛みも直視した方がいい時もあります。

ストレスになるようなことが現在や直前ではなく、数ヶ月前のことや数十年前のことが引きがねとなって身体に影響を及ぼすことがあります。

ストレスが起きている真っ最中の時は、以外と気が張っているので頑張って乗り切ることがですが、そのストレスが過ぎ去って気を許した頃にそのツケが回ってくることもあります。

休みの時に限って風邪を引くようなものです。

それだけではありません。数十年前や子ども時代のストレスでも、それを思い出すことによって、その時も同じくらいのストレスを身体は感じているのです。そのトラウマの記憶が甦るたびに自律神経の興奮系が高まったり、ホルモンバランスが崩れたりするので、それだけ身体の負担が蓄積します。

それが身体の故障となり、その身体の痛みが心のストレスを呼び覚ますといった心と身体の痛みのスパイラルに陥るのです。

そのような悪循環を断ち切るには、心と身体の痛みの両方を認めることです。

痛いところに手を当てて、「身体よ、よく頑張ってるね」と、労ってください。

そして心にも手を当てて、「あの時は良く耐えたね」と褒めてください。

その時は、どのような理由があったにせよ、人や自分を責めてはいけません。手のひらをじっと当てて、自分の身体を労い、心を褒めてあげるのです。

そうやって身体と心を労っていると、いままで気づかなかったことがわかってくることもあります。そうしたら「ありがとう」と言って終わります。

もちろん、何かを気づこうとして焦ることはありません。手のひらを当てて癒すだけで十分なのです。一回でやめるのではなく、辛いときは毎日一分でもいいから行ってみてください。
その場で痛みが半分ぐらい治まることもありますし、毎日続けることで徐々に痛みが治まってくることもあります。

また自分で行いづらい時は、そのようなことを理解しているセラピストに受けることもいいと思います。

理解者は同じような波動が出ているので、癒しの相乗効果が生まてきます。

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