« 「昔はすごく頑張れたのに」 | トップページ | 「ありがとう」に埋もれたい »

2015年1月30日 (金)

「大往生したけりゃ医療とかかわるな」 中村仁一著

           

著者は1940年生まれの現役の医師で、現在は老人ホームの配置医師ということでたくさんの死に立ち会っている経験がある先生。

そんな医師が、「死ぬのはがんに限る」というのだから心強いし説得力があります。

P108 「がん」で死ぬんじゃないよ、「がんの治療」で死ぬんだよ。

「やっぱりな~」。本書を読んで納得できました。

P77 食べないから死ぬのではない、「死に時」が来たから食べないのだ。と、 強制人口栄養補給に疑問を呈しています。

内容が「死」と医療の話しなので堅い話とお思いでしょうが、著者のユーモアのセンスで時に、くすっと笑えるところも多々あります。

P59 子どものケンカの場合「さっさと、お前なんか死んじまえ」~ところが年寄りだと「お前なんか、そうやすやすと死ねんからな」

けっこう笑えます。(笑)

本書の、「自然死を希望される方の治療行為の中止の事前指示表」を参考にして、私も事前支持表を作っておきたいと思います。(事故で意識がなくなることだってあり得ますから)

本書は死を扱っている内容なのですが、 いろんな意味で勇気づけられましたし、気楽に「死」と向き合う手引き書にもなりました。

良い本に巡り会えたな~。

|

« 「昔はすごく頑張れたのに」 | トップページ | 「ありがとう」に埋もれたい »

本の紹介 健康・心・身体」カテゴリの記事