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2015年1月23日 (金)

「脳の炎症」を防げば、うつは治せる」 最上悠著

       

精神科医の著者が、「うつ病の治療は、薬だけに偏らない、 総戦力の治療が大事」ということをわかりやすく説明しています。

著者は日本の精神科医では珍しいタイプの医師かもしれません。

P3 日本では、「うつはセロトニンなどの脳内化学物質がたりなくなることが原因である」という、複雑とはとてもいえない説が広く信じられています。

中略 アメリカで大規模研究でも、SSRIだけでうつがきちんと治った人は3割程度だったと報告されているのです。

つまりうつ病とはセロトニン不足だけが原因ではないのに、日本の精神医療では明けても暮れても薬だけの治療をしているといった警告を著者は訴えているのです

著者は、体と心と脳のネットワーク(ホルモンや神経、免疫)障害がウツの要因になっていると考え、薬だけに頼るのではなく、うつ病にに効く食事やサプリメント、運動、リラクゼーショ、認知行動療法なども勧めています。

また生活面でのアドバイスもせず、いい加減な薬の処方しかしてないくせに患者が必死に探してきた良心的な民間療法を否定する主治医は注意してくださいと言います。

日本の場合、精神疾患になると薬による治療の選択ぐらいしかないので再発率が高いのです。

保険制度や診療時間の問題もあるので精神科医だけを責めるのは良くないとは思いますが、せめて心理療法や民間療法も少しは受け入れてはいいのではないかと個人的には思っています。

もちろん選択はクライアントさんの自由です。

うつ病の最新の治療法から、セロトニン説以外の原因、 ストレス対処方まで、幅広く勉強になりました。

関連本

 ↓

「誤診だらけの精神医療」

「NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる」

「心が雨漏りする日には」 らもさん

本から学ぶ 「きっと、心はラクになる」

 

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