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2015年1月19日 (月)

寅さんこと渥美清さんが下積み時代、

劇場の幕引きをしていると、

ダンサーから 「役者はね、目が大切なの、目が。千両役者は皆、ギョロッとした目。これを役者の”目千両”というの。あなたの目は”目一文”よ。役者だけよしなさいよ」と言われ、下宿に帰って鏡を見ながらボロボロと悔し涙を流したそうです。

その後渥美さんは、露天商人の動作の観察や、眼技の勉強に励み、山田洋次監督の目に留まって寅さんブームとなったのです。

人はだれにでもちょっとした短所はあります。当時一流の役者は”目千両”と言われた。しかし渥美さんの目は”目一文”。

誰から見ても役者としての目は短所だった。

その短所を悲観的に捉えるか、前向きに捉えるかは、本人次第なところもあります。

もちろん人から短所と言われることを、それが自分の特徴として長所とすることはたやすいことではありませんが、人生を人と比べるのではなく、自分の好きなことを自分らしく輝ければいいと開き直れば、それはそれで成功ではないのでしょうか。


渥美さんは役者はやめといた方がいいと言われても、ただ、それでも役者をやりたかっただけなのかもしれません。

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正月はいつも「男はつらいよ」の寅さん映画だった 

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