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2015年1月29日 (木)

「昔はすごく頑張れたのに」

と、ぼやきたくなることもあると思います。

もしそれが身体や精神的な障害で頑張れなくなったのなら、尚更自分に対して憤りを感じることでしょう。

例えば、膝が痛くて出かけることが怖くなったり、腰が痛くて運動できなくなったりすると、気持もふさぎます。

これが不安・パニック障害などでしたら、人が集まる場所や乗り物に乗ることに予期不安が出て出かけることすらも難しくなったり、消極的になっていった自分に対してイラだつこともあると思います。

実際、みなさん症状が出る前は、すごく外出好きだったし社交的だったと言われる方も多くいます。

しかし私が思うに、過去に頑張れた自分と、頑張りが利かなくなった今の自分とを比較して、今の自分を責めても何のプラスにもならないと思うのです。

悔しさから気持ちがはやり、治ってもない状態でムリして職場復帰してよけい悪化した方もいます。

また病気を早く治したい気持ちから薬の量を増やして、副作用で悪化した方もいます。

また自分のマイナス思考が原因で治らないのだと思い、一生懸命、ポジティブシンキングや認知療法に取り組んだものの、途中で挫折してよけいに自己嫌悪になって苦しむようになった方もいました。

実は私も30代の頃に調子が悪くなったとき「昔は頑張れた」「昔はすごくできた」と、自分に対して歯がゆい思いをしていた時期がありました。

今思うと、その自分に対しての憤りや、運命に対しての怒りによって、二重のストレスを生み出したせいで、よけいに症状が長引いたのではないかと思うのです。 

参考→ 「スポーツ選手よ 強くなるには哲学を持て」 二重課題 

 

負けない、頑張ろう」と奮起しても長続きしなかったのは、ただの興奮的エネルギーだったからすぐに枯渇したのです。

そうじゃなく、病気だろうが、痛みがあろうが、ありのままの自分を認めればいいことがわかりだしてきたとき、自ら作り出す方のストレスが減り、それが回復につながったのだと思うのです。

病気は個人だけの問題だけではなく、遺伝子や運勢のリズムの影響を受けているのです。

運勢のバイオリズムが下がっているときは、ゆっくり過ごすのも一つの生きるヒントです。

怒りや焦りは神経を高ぶらせ、百害会って一利無しです。

ありのままの自分を受け入れてバイオリズムの波に乗れるように準備しておけばいいと思うぐらいがちょうどいいのかもしれません。

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