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2015年1月 9日 (金)

「釜ヶ崎 有情」 神田誠司著

      

すべてのものが流れ着く海のような街、日本で最大の「日雇い労働者の街」といわれる大阪の釜ヶ崎。

以前暴動が起きた街でもある。

私は以前この街を一日かけて徹底的に歩いたことがあります。その印象は日本の小さいインド版。

いろんな人がたくさん集まっている。 そんな感じの街です。

日雇い労働者からヤクザもいれば、僧侶や牧師、ボランティア団体、様々な支援者や仲間によって助け合いながら生きているようです。

言ってみれば「助け合い」が少しでも残っている分だけ釜ヶ崎はまだ救われているところもあるような気がします。

派遣切りやリストラ解雇の今日、助けてくれる人や慰め合える仲間がいなかったらどれだけ心細いでしょうか。

何事も利益最優先のご時世。いつ自分が路頭に迷うかもしれません。

私はもとは旅人です。

この小さいインド版の街を歩きながら、ひょっとしたら自分がここに流れ着いていたかもしれないな~と、思いながら親しみを持って歩いていました。

 

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