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2015年2月 6日 (金)

少年A矯正2500日全記録 草薙厚子著

        

神戸児童連続殺傷事件犯人の当時14歳だった少年(酒鬼薔薇聖斗)の医療少年院で行われた矯正教育から出所までの全容を明らかにした衝撃のレポート。

著者は元東京少年鑑別所法務教官をしていたのだから、その世界には特にくわしい人。

正直、本書を手にとったときの感想は、「こんな本だしていいかいな」。

いくら犯人とはいえ、少年事件でもあるわけだし。と、思いながらも好奇心には勝てませんでした。

少年Aは精神的にどう変貌をとげたのか。2005年に社会復帰して大丈夫だったのだろうか?

医療少年院ではどんなカリキュラムがおこなわれたのであろうか?

しかし一方で、少年Aを矯正させるため集まったようとする法務教官といえども生身の人間であり子を持つ親。被害者の親の心痛が痛いほどよくわかるので、幼い命を奪った残虐な人間に対して思いやりを持って接しなければいけない日々に板挟み状態。

「~中略 恐ろしくて眠れなくなり、一升瓶を抱えて酒浸りの状態でした~」p124

少年Aだけではなく、矯正する側の心痛もわかりました。

一般の人がもっともある関心は、少年Aの育てられ方かもしれません。
ただ、本書を読んで、親の育て方や愛情不足だけで片づくものではないような気もしました。

こちらの本は両親が苦しみの心の内を執筆しました。

つらいことです。

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