極端に考えてしまう性格
心理障害になりやすい性格として、物事を極端に考える傾向があります。
例えば、ある組織のうちの一人が悪いことをしたとします。そうしたらその組織の人、全員が悪い人と思ってしまうような人。
ちょっとお腹が痛いと、自分はガンではないかと思い詰めてしまう。
人のちょっとした一言を勘ぐり、深読みしすぎて取り越し苦労。
「ぜったいに」と言うことが多く、ちょっとしたことでオーバーに捉えるので、周囲も気を遣います。
物事を白か黒かと、あまり極端に考えてしまうと、神経は疲れるに決まっています。
とくに人間関係はグレーの色の部分が多く、そのグレーを受け入れていく心の容量も必要です。
日頃から人間関係で疲れやすいと感じる人は、グレーの部分を意識して増やすといいでしょう。
子育ても精一杯がんばるのではなく、「子育ては片目を瞑ったぐらいがちょうどいい」と思う方が気が楽になります。
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