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2015年9月15日 (火)

ガンバレ高遠さん!イラク人質事件の自己責任脅迫

9月15日今朝の中日新聞に高遠菜穂子さんのインタビュー記事が掲載されていました。

高遠さんと言えば、2004年にイラクで人道支援している最中、武装勢力による人質事件に巻き込まれた女性です。

無事解放されて日本に帰国したとき、マスコミや国民から自己責任だと大バッシングされました。

日本は、アメリカの後方支援として戦争に荷担したのですが、けっきょくイラクには大量破壊兵器は見つかりませんでした。

困っている人たちが大勢いる国で人道支援をして人質になった自国民に対して、日本政府武装勢力側の要求をはねつけたのですが、当時の自民党幹事長の阿部首相は、納税者の税金をつかっているし、・・・(人質達に自覚があったかどうか少し疑問だ」と発言し、バッシングを助長しました。

これほどまで自国民に冷淡な国はないと、イタリア人記者にもあきれられていたそうです。

そういえば私が20以上前海外を旅しているときも、「事件や事故に巻き込まれて困ったことが起こればアメリカ大使館に行った方がいい」と日本人のベテラン旅人は言っていました。

私はこの人質事件解放後の政治家、マスコミ、国民からの高遠さん達へに対する大バッシングがやるせなくてすごい記憶に残っているのです。

当時、日本では大バッシングの高遠さん達は海外では英雄でした。そういう報道を聞くと手のひらを返すような人もいました。それだけこの日本と海外での意識の差が大きいということです。

紛争地帯での民間人による人道支援は、最高の勇気ある行動だと思います。

紛争地帯で安全な場所などありません。しかし軍隊では罪もない民間人や子どもは救えません。それどころか恨み辛みが募ってますます戦火は激しくなるだけだと今のテロや歴史が示してくれています。

だから危険を承知で民間人による人道支援は必要だと思いますし、その危険を顧みず行動する人たちは信念で生きる人だと尊敬しています。

しかしこの日本ではバッシングや匿名の脅迫。

高遠さんはその後精神的ショックが大きく自宅で引きこもりになったこともあるとのですが、再び目が覚めた高遠さんは今もイラクで支援を続けています。

同時バッシングしていた報道関係者や脅迫手紙などを送っていた人たちは、この高遠さんのインタビュー記事を読んで何を思うのでしょうか?

たぶん、何も思いますまい。

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