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2015年10月28日 (水)

PTA役員を決めたときのコミュニケーション能力の差

知り合いの小学校の子どものPTA役員をクラスで決める時、ちょっとハプニングがあったそうです。

その学校では役員は立候補がいないかぎり毎年あいうえおの名前の順番で推薦を受けます。

子どもが小学校を卒業するまで一度は役員になるという決まりです。

新しい学年になって親同士でその役員を決めているとき、あるお母さんが自分が役員になりそうになったとき、「私は仕事をしているのだからぜったいできません。専業主婦の暇な人がやればいいのよ!」とケンカ腰で断ったのです。

一同ドン引き。

仕事が休みづらいとか、介護とか、病気とか人それぞれの家庭の事情がいろいろあると思います。

問題はその断り方です。集まっている人は幼なじみでも自分の家族でもなく、ほぼ初対面同士で、ここは学校であり、子ども同士は同じクラスで友達になっていくわけです。

「すいません、なかなか仕事が休みづらくて役員をやってもご迷惑をおかけするかもしれないので、できれば交代してくださる方がいらっしゃれば助かります。」といった断り方をしていれば感情的な問題にはなりません。

言葉一つで人間関係が温かくもなれば冷たくもなります。

けっきょくそのPTA役員を決める会議では、「だれか代わりの人はいませんか?」となって、最初はだれも手を挙げなかったのですが、ある人が名指しで頼まれると、その人は「わかりました」と言って、すんなりと決定して一同ホッとしました。

その交代した人は後に、「ケンカ腰になって場の雰囲気が悪くなった時、すぐにでも自分がやります。と言いたかったけど、自分から言うとよけいにムキになられるのではないかと思ったので、名前を言われるまで待ってました」と仰っていたそうです。

この方の気遣い見習いたいものです。

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