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2015年11月 2日 (月)

家庭崩壊しないのは夫の鈍感力?

数年前、作家渡辺淳一氏の著書「鈍感力」がベストセラーになりましたが、最近その鈍感力の必要性を強く感じます。

私達が子どもの頃に比べて、今の時代を生きていくには気を遣うことだらけのような気がします。

子育てにしても昔はかなり大らかでしたが、今は神経質ぐらいにたいへんです。

子どもにしても、子ども同士で遊ぶことすら難しい世の中。私が子どもの頃と比べると信じられないぐらいの環境です。

それが時代なのだからしょうがないのかも知れませんが、今の親は精神的に息詰まりやすい状態です。

それに社会全体も子育てをしている親に対して厳しい人多いですしね。

最近、同世代の人の夫婦・家族関係の愚痴を聴く機会が多いのですが、家族単位としてわりと上手く回っている家は、夫婦のどちらかが良い意味での鈍感力を持っています。

どちらかというと妻側が「ウチの夫はホント鈍感でマイペースなのよ」と愚痴っぽく言っていることが多いのですが、話を聞いていると、旦那さんは人間関係にも鈍感で、会社でもあまり派閥などに縛られることなく、ちょっとポカンとしている感じ。

人に気を遣うのが上手ではないのですが、人が悪いわけじゃありません。

人の心の裏を読みとることが苦手なのが幸いしてか、あまり人の言葉に左右されないですんでいます。

ポカンとしているから近所や子ども関係の人の挨拶もポカンとしていて、奥さんからしてみればもうちょっと「気を遣ってよ!」と怒れてくるのですが、逆に言うと、その鈍感力は家庭の安定にもつながっているところもあります。

奥さんがちょっと神経質気味で旦那はちょっと鈍感。旦那が鈍感だから奥さんが気を遣うようになったと言うのか、このバランスのおかげですごく良くもならないけどすごく悪くならずにすんでいるところもあります。

だから奥さんは、旦那に対して、「健康でお金を運んでくれるだけでいいと思わないと」と、なるべく割り切るように努力をしています。(笑)

これがもし夫婦共神経質な性格だと、上手くいっているときは気持ちが通じ合ってすごく良いのですが、ひとたび問題が起きると、両方がマイナス思考に落ち込むこともあります。

また夫婦二人が楽天的過ぎても、いざというときの備えがないので危険です。

どちらにしても問題が起きたとき一気に家族が崩壊ということになりかねません。

神経質になりがちな時代において、人の良い鈍感力を持って人はある意味、最高の才能の持ち主だと思うのです。(性格の悪い鈍感力は勘弁ですけど)

鈍感力のある旦那さん、もしくは奥さんを、ちょっとは大事にする気になったかな。(笑)

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