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2016年1月 5日 (火)

固くなった筋肉を緩めない方がいい人もいる

基本的には緊張して固くなった筋肉は緩めた方がいいのですが、まれに緩めない方がいい筋肉の固さもあります。

それは筋肉の固くすることで心が折れないように支えとしての役割を果たしているときです。

そのような時に筋肉を緩めると精神的不安定になることがあります。

お腹や首の筋肉を緩めると、一気に感情が解放されてスッキリすることがあります。ある種のカタルシスなのですが、筋肉の下に抑圧されていた感情が流れると積年の憂うつ感から解放されるからです。

その後に自然治癒力が高まる人も多いのですが、逆に自我が不安定な人は精神的に不安定になります。

感情がコントロールできなくなったり、攻撃的になったり、自分を責めてみたり、気分の落ち込みが出てきます。

マイナス感情が流れ出してスッキリではなく、マイナスの感情の多さに自我のバランスが崩れるのです。

固い筋肉がマイナスの自我の防波堤となっていたのです。

自我が不安定な人の場合、筋肉を3割程度緩めるぐらいがちょうど良いのですが、クライアントからすれば物足りなさや手抜き施術と感じられるかもしれません。

今日は調子が良さそうだと思って5割ぐらい筋肉を緩めると、感情の乱れが出たり、リバウンド反応が出ることもあります。

少しの違和感でも神経質になり不安感が急激に増すのです。

いろんな人を20年近く施術してきた私は身体を触った瞬間にどのタイプの固さなのか、ほぼ確実にわかるようになりました。

マイナスの自我が強くて固くなっている人の場合、通常よりソフトタッチを心がけ、言葉使いもふくめてすべてに気を遣うようにしているのですが、それでもなかなか難しいが現実です。

もちろんほとんどの方は、姿勢の問題や身体の動かし方、骨格の歪み筋肉の質が問題となって痛みや凝りとなるのですが、その見極めをして一人一人のクライアントさんに合わせた施術をしていくのが本当の意味でのプロだと思うので今後も精進していきたいと思います。

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