« 百万回話しをしたところで理解し合えない人 | トップページ | 本屋さん »

2016年2月17日 (水)

子どもの頃のトラウマによって身体が緊張

トラウマを抱えているとちょっとした痛みにも過剰に反応してしまうことがあります。

事件や事故、暴力など記憶にはっきりと残る出来事なら本人の自覚もありますが、幼少期の精神的なストレスは本人にもなかなかわからないことです。

両親が絶えずケンカしていた。

母親の愛情が歪んでいた。

虐待されていた。

子どもの頃心の平安が作れていないと大人になっても潜在意識に精神的緊張を持っています。

潜在意識に緊張状態が続くと、交感神経の活動が高まるので筋肉は緊張し、疲労が溜まります。

また長期の緊張状態はストレスホルモンを生み出すので免疫力も低下し、ウイルスや細菌に感染しやすくなります。

またストレスホルモンが脳に蓄積されると脳が炎症を起こし、不安症やうつ病にもなります。

この緊張状態がやっかいなのは無意識での緊張だからです。今現在ストレスがないので本人には自覚がないのです。

もちろん身体の不定愁訴や症状をすべてトラウマなどに結びつけるわけではありませんが、身体の症状だけではなく性格に歪みが出ている人はやはり子ども時代の養育環境において隠れた精神的トラウマをつくっていった可能性があります。

すぐカットなって攻撃的になったり、やたら権力志向が強い人、自己否定や他者否定感が強い人は成長過程での何らかの影響があるのかもしれません。

しかし自分の隠れたトラウマを自覚するというのはイヤな作業でもあり並大抵のことではありません。

しかし自覚しないかぎりトラウマによる緊張状態からは解放されません。

それが溜まりに溜まってくると年を取ってからの人生がつらくなります。

もしくは年を取ってから人生を棒に振るような問題行動として現れます。

自分と向き合うことは、自分の身体や心の状態、時に過去のトラウマと向き合う必要もあります。

しかしそれに囚われることなく前を向き、潜在的な過剰緊張を少しずつ緩めながら「今を生きる」気持ちが大切なのではないでしょうか。

関連記事

  ↓

心の手当と身体の手当

トラウマを和らげるためには

心理的ストレスから首や腰が硬くなる

身体が凍り付く硬直反応

 ウツ気分は身体に症状がでる部位がある

トラウマが影響する息の詰まりと首肩の緊張

心理的ストレスから首や腰が硬くなる

身体が凍り付く硬直反応

|

« 百万回話しをしたところで理解し合えない人 | トップページ | 本屋さん »

心と体」カテゴリの記事