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2016年12月12日 (月)

危うい自己正当化

本人は理由があって相手の非を責めているつもりでも、傍から見ると理不尽な攻撃としか見られないことがあります。

 

つまり自己正当が強すぎることによって他人に非をなすりつける手当たり次第の八つ当たりです。

 

それは人を責めることで自我を守っているのです。

 

 

人間は多かれ少なかれそのようなことがあります。

 

自我を守るための限界の閾値は人それぞれで、精神的余裕がある人は閾値も高く、許容範囲も広くなっています。

 

ですので人に八つ当たりするようなことはありません。起こる時は正当な理由で誰しも認めるような怒りです。

 

 

夫婦喧嘩にしたって、外で上手くいかないことへの八つ当たり的な怒りがあると思います。

 

ただ自分の中の八つ当たり的攻撃性をきを少しは認識していないと、常に自分が正義の立場にいて、相手が悪だと、思考が単純になってきます。

 

自分を見つめることが苦手で、情緒に対して反射的な反応をするクセが付いていると八つ当たり的な態度が多く出てきます。

 

 

上から目線になったり、差別的、攻撃的になっている人は、元々は自分のつらさや弱さに目を瞑ってきたからです。

 

傲慢な人間の行きつく先は精神的孤立です。

 

次第に周りの人からも困った人として、「触らぬ神に祟りなし」的扱いを受けるようになります。

 

傲慢な人が孤立無援になると、攻撃性が際立ち、徐々に人間の心をなくしていきます。

 

 

仕事や権力、金の力、脅しで相手を縛るしか人と付き合う方法が残っていません。

 

 

そんな人生むなしいじゃありませんか。

 

 

若いときに自分を見直すことは難しいと思うのですが、ある年齢になったら徐々に自分の弱さを認識し、それでも付き合ってくれる家族や友達を大切にする方が人生は充実してきます。

 

人生を生きることはそれほど楽じゃありません。

 

そのときお互いに励まし合える人がいるだけでも心は安らぎます。

 

 

自分を見直す習慣は持っていた方がいいと思います。

 

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