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2017年2月 3日 (金)

狩猟サバイバル 服部文祥 

     
最初に著者の存在を知ったとき、「こんな人がまだ日本にいたんだ」。と驚きと嬉しさがこみ上げてきました。
著者の服部氏はサバイバル登山の第一人者。
登山道を歩くのではなく、道なき道を歩きながら、山菜を採り岩魚を釣りながら半自給自足をしながら登山をするのだ。
そんなサバイバル登山家が、猟銃を持ち、大型獣を狩りながらテントもコンロも持たず、猟銃を背にひとり真冬の南アルプスへ入る。
自分が食べるものは自分で探して殺して食べる。
極めてシンプル。
そこにはいいわけなどなにもない。
著者は、なるべく獣とフェアに近い状態で猟をしたいといった思想を持っているので、極力文明の道具を減らしています。
しかし、 時には廃屋などを利用するといった楽な道に心を惹かれ、またそんな自分を叱咤しながら前に進んでいる。
そんなこと書かなかったらばれないのに正直に書いているところがまた好感が持てます。
しかし私が一番気になったことは、子どもが3人もいることだ。
私も狩猟の経験があるので、その過酷さの1%ぐらいはわかるつもりだけど、服部氏が行っているのは単なる狩猟ではない、まさに命がけの狩猟サバイバルなのだ。
同じく子どもがいる今の私には想像ません。
そこまでやる体力もストイックさもないのです。
 
だから彼は私から言わせれば信じられないほどのタフガイ。
なぜ命がけのサバイバルをしていくようになったのか?
そんな彼の内面をもっと知りたくなりました。
他にも著書があるので読んでみたいと思います。

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