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2017年4月14日 (金)

印度放浪 藤原新也著 思い出深い一冊

     
 

私も20代、日本アジアと旅をしたのですが、著者は私より数十年前、主にインド亜大陸を放浪している。
 
旅の途上で出会った動物やそこに暮らす善人とは言えない人間たちの交流を通して、哲学を深めていった実践哲学放浪記とも言えます。
インド最下層住民と言われるハウスボートで、下半身がしびれて窮地に陥いりながらの陰湿な船主とのかけひき。p66
犬に食われる人間。
 
ある種修業僧のような著者ですが、悟ったふうでもなく、きれいごとを並べる偽善者でもない。
 
著者の本を読んでいると、生と死が濁流によって合わされ、魂を流していくよう錯覚に陥ります。
私自身もインドを放浪したことがあり、若いとき読んだこともあってか強烈に記憶に残る一冊となりました。
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