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2017年10月27日 (金)

心の病に薬はいらない 内海聡著

p16 精神医学の目的を一言で言い表せば、それは「殺人」です。

つまり精神科は患者を薬漬けにして廃人化させて、金儲けしてしている。

 

絶対に必要のない存在なのです。とハッキリと医師である著者は言います。

 

その真実を知るために「精神医学とは何か?」といった知識を集め、見極める目が必要と言うことです。

 

p22「精神医療は牧畜だ」と言ったのは日本医師会の元会長。牧畜するモノこそが患者。そして餌が向精神薬。

ヒツジを飼う場所が精神科病院であり患者の家。牧畜だからお金儲けをする必要があり、これは通院させたりして精神科医や製薬会社が儲ける。

う~ん。

 

p35 自殺で亡くなった人の7割は精神科を受診し治療中だった~。全員が向精神薬を服用中。

向精神薬が凶悪犯罪を起こす引きがねとなる危険性も指摘しています。過去の凶悪犯罪が列挙されています。

 

アメリカでもそれはもっとひどく、精神科医が犯罪心理の専門家と自称してから、薬物乱用者が290倍増加し、凶悪犯罪率は147%増加。

そして精神科医の6割近くは製薬会社との金銭的なつながりも持っているとのこと。

 

ちなみに向精神薬も麻薬も覚醒剤も、その薬理学的特性から依存症の形成と禁断症状に至るまで酷似しているので、薬を抜くうえでは麻薬と同じレベルで禁断症状の危険性を秘めているとのことです。

 

p44 向精神薬に関する仮説の嘘。

セロトニン減少→うつ病である、

ドーパミン増加→統合失調症である、という仮説の嘘。動

物実験として証明したにすぎず、科学的因果関係を証明した人はいないのです。

 

他の著書ですが、この仮説を広めたことによってうつ病の新薬が飛ぶように売れたとのことです。

 

p50 精神疾患が存在しない~

精神症状の普遍性、不安や強迫観念やうつ、錯乱に至るまでその症状は人間として理由があるものであり、ほとんどが社会的なものだという理解が必要。

 

わかりやすく言えば、つまり自分の嫌なことが起きればパニックを起こすのは当然であり、それは「疾患」ではないとのこと。

 

人格障害も、つまり自己中、わがままなど。気分変調もだれにも存在するもの。

これを疾患だと捉えるのがそもそも間違い。

 

精神的苦痛は精神的苦痛でしかなく、「~病」でも「~障害」でもないのです。

 

p55 向精神薬は人生に出現してくる数々の諸問題から逃げている状態。問題の先送りにすぎないから長い間薬を飲まざるをえなくなる。そして飲んでいると精神力がどんどん弱くなっていく。

 

そういう人は自分が不幸をまねき寄せているにもかかわらず、自分のせいだと気づくことはありません。

 

精神疾患は存在しないのに、向精神薬を投与すると大半はその副作用率の高さからどんどん弊害を起こします。

 

う~ん。かなり厳しいお言葉です。

 

p58 言い訳を正当化しない

「調べ方がわからない」「何を信じればわからない」自分や家族のことがかかっているのに、こんな言葉を並べるなど本気で取り組んでいると言えるのでしょうか?

 

p6 1現代人にとって健康でないことは当たり前

断薬には~

 

重要なことは「人に理解してほしい」という願望を取り払うことです。

人に理解して欲しいと願う人ほどに、人を理解しようと試みることはない。

 

次に重要なのは健康を求めることをやめることです。

人は常に不調を感じ、愚痴をこぼし、その不調とつき合いながら自然に生き死んでいくものであることを念頭に置くことが重要です。

 

p170 この世界において精神の安定を保ち、この世の洗脳に負けずに生きていくための基本とは何でしょうか?

 

自分に殉じること」特に自分が価値観として定めている道理にしたがうことです。 正義とか権利という意味ではなく、自分を誤魔化していないか、嘘をついていないかを見つめることが重要なのです。

 

人間関係、親子関係、金銭的諸問題、夫婦問題、虐待など自分にだけ降りかかってくる災難ではありません。

誰にでもある普通のことだということ理解なくして、自分の精神的安定を取り戻すことなどできないのです。

 

p177「因果関係を知る」物事には何かの理由があり、その理由にもさらに背景が隠れていることがほとんど。うつが借金によって引き起こされているのなら、やはりお金の問題を解決しないかぎりうつがよくなることはありませんん。

 

~精神の問題なのですから物質(薬)に頼っても本質的な解決はありません。

 

精神科にかかる患者はすべて被害者です。被害者意識を捨てることから精神問題の正常化は始まります。権利意識だけが肥大し「自分が守られて当然」と考えている

こと自体、すでに社会奴隷洗脳。奴隷根性は名前を変えれば被害者意識なのです。

 

p183 人間は「知る」という能力に限界がありません。

記憶力に限界があったとしても、好奇心や理解力には限界はないのです。教育、勉強というのは最大の修業です。

誤解を恐れずに言えば、幼少期に自ら学ぶことの重要性がどれだけ身につきられたかで、勝負が決まっていると言っても過言ではありません。~近年の教育はまったく人間を強くするための教育とは言えないでしょう。

 

やっぱり幼少期なんですよね。幼少期って親の問題。本人にはどうしようもない。

専門家じゃなくったってどんな親に育てられたかで人生の大半が決まることぐらいわかっています。

虐待、育児放棄の親なら最悪だし、支配的教育ママに育てられて学歴がよくて出世したとしてもそのままだと人間関係の問題が多く出てくるだろうし、年取ってせっかく得た地位を棒に振るような事件を起こす可能性もあります。

 

著者は最後には意志の力が必要と言いますが、愛情なく育てられるとその意志が育たない。そうとう厳しい人生になるのは必死。

 

著者は医師ということもあり、本書では他の依存のことは言わず、専門の薬物依存の怖さを説明し、またそこから抜け出す方法を教えてくれています。

 

著者は「人を信用してません。それが自分の原点だといいます。だからこそ医学全体の裏側を見ることができた。

 

薬のこと、精神の問題をこんなに厳しい言葉で語る本は初めて読みました。

だからこそ言葉に重みがある。

 

人生は不平等です。出発点がマイナスなら苦しいことばかりです。

 

 薬に依存、酒に依存、人間に依存、ギャンブル中毒、買い物中毒。

人は弱いとどうしても何かに依存せざるをえないのです。

 

それでもぎりぎりのところで踏みとどまるのは自分の意志か、それとも運命か。

 

自分に殉じる人生って?

深く考えてみることにしました。

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