現代人は慢性病が蔓延していると言われます。
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医学の進歩によって寿命が延び、慢性病を抱えながら生きることが長くなってきたとも言えます。
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主な慢性病のストレス要因は、環境の問題、精神の問題、栄養や遺伝的体質、血行不良の問題などが考えられますが、もう一つ付け加えるなら、首の歪みも関係していると思います。
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自律神経は本人の意思とは関係なく体の機能を維持する役割を持っていますが、(呼吸 血液 体温 ホルモン) この自律神経の中枢は脳幹にあります。
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脳幹は脳の奥深くにあり、その一部は頭蓋骨の下の頸椎一番二番(首骨の一番上)の内側までもぐりこんでいます。
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よってこの頸椎一番2番が歪むと脳幹も影響を受け、自律神経機能の低下へつながる可能性もあるわけです。
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また、首が歪み硬くなるとリンパ液の流れが悪くなります。とくに首の横側が硬い人はリンパが近くにあるので要注意です。
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免疫機能がじわりじわりと低下していくこともあります。
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首の骨の歪みがすべての原因!とは言いませんが、過去の臨床経験から自律神経失調症の方の首を触診したら、ほとんどの方が、首の奥が硬くなっていました。(奥の硬さは関節の歪みが原因なことが多い)
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食事のバランスや運動、ストレスコントロールももちろん大事ですが、身体の歪み、特に首の歪みには注意した方がいいと思います。
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